こんにちは。
やまこうです。
今回は、投資の失敗を皆さまに公開することで、二度とこのようなことをしないようにしようとすると共に、同じような失敗をする人が少しでも減るようにという思いで書きます。
今回の失敗
今まで個別株式・FXにおいて失敗を重ねてきた私が、今回失敗した投資商品は、原油です。
原油という投資対象そのものが悪かったわけではありません。
選んだ商品が悪かった(用途が違った)のです。
今から2年ほど前の2015年3月くらいのことです。
シェール革命などの影響により、原油の価格はそれ以前より大きく下落していました。
代表的な指数の一つであるWTIも2014年7月の1バレル100ドルを超えていた状況から比べると半分ほどの50ドルまで下がっていました。
更に遡ると、150ドル近くまでいっていた状況を記憶していたのと、産油国の損益分岐点が70ドルほどであるような話を聞いたため、さすがにそこから大きく下がることはないだろうと考えました。
そこで、初めて原油という商品に投資をしてみようと思ったのです。
私が選んだ商品は、「NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN」というものです。
ダブルという言葉からもわかるかもしれませんが、原油の価格の変動の2倍の動きをするものです。
FXの頃からレバレッジが好きだった私は、いずれ回復するのであれば通常のものより2倍で儲かった方が良いだろうという段純な思いで購入しました。
ところが、実はこの商品、一旦価格が下がった後に上がっても、元の価格に戻らないというとんでもない仕組みのものだったのです。
その結果どうなったかというと、現在原油価格自体は投資した当時を上回ることになったのですが、この商品の価格はは当時の1/4ほどとなっております。
ちなみに、投資平均単価は4,701円で100保有しておりますので、取得時の評価価格は470,100円だったことになりますが、現在(2017年1月25日)の価格は1,170円ですので、評価価格は117,000円になり、評価損は353,100円ということになります。
何回かに分散して購入したのですが、価格が下がる中で、「安く仕込めたー!」何て喜んでいた自分を殴ってやりたいです。
失敗の反省
仕組みのよくわからない商品に投資しない
レバレッジをかけた分、損失も利益も増えるとは思っていましたが、そんな単純なものではありませんでした。
そもそも、長期的に保有するものではなく、短期的な値動きに投資する商品であったようです。
最後に
今まで2年間にわたり塩漬けしておりましたが、このままつけていても良い漬物はできなさそうだとわかりました。
損失が出ると目を背けたくなる人間の特性か、その証券会社のサイトへのログインを長らくしておりませんでしたので、取引のためのパスワードが分からなくなっておりました。
再発行を依頼しましたので、届き次第損切りしたいと思います。
10万くらいになると思うので、そのお金でBitcoinでも買おうかと思っています。
↑ 全然反省できてない
それでは。