こんにちは。
やまこうです。
最近お金の話ばっかりでごめんなさい。
バレてるとは思いますが、お金が好きなんです。
今回の対象商品
今回は、VIX指数を取引してみることにしました。
普通に生活していると馴染みがない言葉ですが、VIX指数は恐怖指数とも呼ばれ、相場が荒れる際には上がり、安定しているときには下がるというものです。
恐怖指数(きょうふしすう、英: volatility index, VIX)とは、シカゴ・オプション取引所(英語版)(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。通常は10から20の間で推移する。1993年より発表されるようになった。
通常は10〜20の範囲で動き、何か予期せぬことが起こると一時的に上昇します
ちなみに、リーマンショックの時には89.53まで上昇したそうです。
とんでもない数値ですよね。
下値が限定されている
この指数は、上記にもありましたように、「S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出」されているので、0になることは無いと思われます。
オプションの取引が無くなるということは無い・・・はずです。
つまり、株であれば、0になることは無く、通常は10〜20の間で推移することがわかっているものというものになります。
じゃあ、10に近づいたら買って、20に近づいたら売ったら良いんじゃ無いかと思いますよね。
持ち続けていると基本的にコストが発生する
ただ、そんな上手い話はありません。
VIX指数に投資する方法はいくつかありますが、保有し続けると価値が下がっていってしまいます。
先日のご紹介の原油と同様ですが、VIX指数そのものに投資することはできず、VIX指数の先物を参考指標としているため、限月を乗り換える際に、価格調整額と呼ばれるコストが発生してしまうためです。
FXで言うと、高金利通貨を売り持ちしている感じでしょうか。
これが実に大きくて、1ヶ月で約1割程度にもなります。
デカすぎる・・・
高金利通貨の代名詞である南アフリカランドだって、そんなに掛かりませんよね。
タイミングが重要
価格の変動は読めますが、タイミングが分からないので、買っていれば持っている間ずっとコストが発生してしまうことになります。
1年くらいで、価値が0になっちゃいますね。
つまり、そろそろ危ないぞって時に仕込んどいて、ドカンときたら売り逃げると言う方法しかありません。
今回買ったのは、歴史的な低水準だと言うニュースを見たからです。
ま、逆張りなんで早速含み損ですけどね・・・
あとは上がるしか無いっしょ。
ただ、VIX指数が上がる時は世の中が不安定な時ですので、本来は嬉しいことではありません。
売りから入ったらどうなる?
買うと保有コストがかかるなら、売ったらどうなるでしょう。
当然、逆の価格調整額が発生します。
これは、GMOクリック証券の画面ですが、2016年8月に取引が開始されて以来、2017年4月を除いて、売ったらプラスの価格調整額となっていました。
ちなみに、10枚単位です。
10枚あたりの必要証拠金は、2017年5月25日現在約3,000円ですから、とんでも無いことになりますね。
とはいえ、必要証拠金ギリギリだとあっという間にロスカットなので、余裕を持つ必要があります。
理論的に上限がなさそうですが、リーマンクラスを想定して、100ドルまで上がっても大丈夫なようにすると、10枚保有するのに約10万円が必要になります。
これまでの価格調整額が継続すると、証拠金に対して年間10%以上の価格調整額を受け取れることになります。
リーマンショック級を想定しても耐えられる証拠金でもこの利回りだったら、試して見る価値ありますよね。
最後に
色々書きましたが、まだ実際に価格調整額が発生していないので、理解に間違いがあるかもしれません。
本当は、売りの方を始めたかったのですが、さすがに今の水準で売るのはしんどいです。
とりあえず買いから試して見て、書いたことが間違ってないか試して見たいと思います。
それでは。