こんにちは。
やまこうです。
国民の義務として、税金は正しく納めなければいけません。
ただし、できるだけ負担は少ない方が良いのも正直なところです。
この度、大阪市の市税の納付について、クレジットカードでの支払いが可能になったとのお知らせがありました。
クレジット払いができたら、ポイントが付与される分お得になりますよね。
市税のクレジットカードによる納付サービス開始!
郵便受けに投函されていた、地域のお知らせみたいなもので知ったのですが、11月25日に、大阪市のHPにて「市税のクレジットカードによる納付サービス開始」のお知らせがあったようです。
平成28年12月15日(木曜日)9時より、市税のクレジットカードによる納付サービスを開始します。
大阪市税クレジットカード納付サイトから、スマートフォン・タブレット端末のカメラ機能を利用し、納付書に印刷されている「コンビニ収納用バーコード」を読み取ることで、いつでも納付ができます。(市税事務所やコンビニエンスストア等の窓口でクレジットカード納付はできません。)
大阪市HPより
これは画期的ですね。
クレジット払いが可能になったら、ポイントの分お得になります。
対象の税金は?
対象となっている税金は、次のようなものです。
個人市・府民税(普通徴収)
個人市・府民税(特別徴収)
固定資産税・都市計画税(土地・家屋)
固定資産税(償却資産)
軽自動車税
法人市民税
事業所税
市たばこ税
大阪市HPより
会社勤めのサラリーマンとしては、固定資産税や軽自動車税が対象になるでしょうか。
私は車を持っていないので、固定資産税だけです。
それでも、15万くらいは払っているので、対象になっているのは嬉しいです。
利用可能なクレジットカードブランド
利用可能なクレジットカードは、「Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club」となっています。
これだけ使えたら十分ですよね。
てか、他にあるんですかね?
注意!でも手数料がかかるよ
注意点としては、システム利用料がかかることです。
システム利用料一覧 納付金額 システム利用料(税込) 1円~5,000円
0 円
5,001円~10,000円
33 円
10,001円~20,000円
100 円
20,001円~30,000円
167 円
30,001円~40,000円
234 円
40,001円~50,000円
301 円 以降、同様に10,000円ごとに、システム利用料が67円ずつ加算されます。
ご利用に際しては、既に他の納付方法で納付されていないことをよくご確認ください。重複納付など理由の如何を問わず、納付の際に負担されたシステム利用料はお返しできません。
納付金額5,000円までのシステム利用料は大阪市が負担します。
大阪市HPより
丸々お得ってわけにもいかないみたいですね。
割合を計算してみました
5,000円以下なら間違いなくポイント分お得ですが、他の金額ならどうなるか計算してみました。
納付金額 | システム利用料 | 負担割合 |
5,000 | 0 | 0.00% |
5,001 | 33 | 0.66% |
10,000 | 33 | 0.33% |
10,001 | 100 | 1.00% |
20,000 | 100 | 0.50% |
20,001 | 167 | 0.83% |
30,000 | 167 | 0.56% |
30,001 | 234 | 0.78% |
40,000 | 234 | 0.59% |
40,001 | 301 | 0.75% |
50,000 | 301 | 0.60% |
50,001 | 368 | 0.74% |
60,000 | 368 | 0.61% |
60,001 | 435 | 0.72% |
70,000 | 435 | 0.62% |
70,001 | 502 | 0.72% |
80,000 | 502 | 0.63% |
80,001 | 569 | 0.71% |
90,000 | 569 | 0.63% |
90,001 | 636 | 0.71% |
100,000 | 636 | 0.64% |
もっとも効率が悪いのは、10,001円の場合の1%ですね。
私は、還元率1.5%のREXカードを使っているので、どの金額でも大丈夫そうです。
0.8%くらいは行けそうですね。
15万だとすると、1,200円分でしょうか。
あれ?そんなに・・・
いやいや、ちりつもですよね。
最後に
大阪市民にとっては朗報となりましたが、全国で初めての取り組みでもないでしょう。
ご自身が住んでいる自治体で、クレジットカードによる税金納付が可能なものがないか調べてみてはいかがでしょうか。
実際に計算通りだったかは、12月15日以降に試してみたいと思います。
それでは。
※正式には、下記の大阪市のHPをご確認ください