投機で1,000万円失った私が投資で取り返すまでのブログ

20代から30代半ばにかけて酷い投機を繰り返して、累計損が1,000万円を超えてしまいました。30代半ばにしてようやくインデックス投資に目覚めた私が、地道にそれを取り戻すまでの記録になると良いなと思います。

児童手当と学資保険を使って大学の学費を準備しようとするとどれくらいになる?

 

こんにちは。

やまこうです。

 

先日児童手当について調べました。

総額が200万程度になることはわかりましたが、これを貯金ではなく学資保険を活用するとどれくらいになりそうも調べてみました。

 

 

 

児童手当とは

 

児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。 

 

内閣府HPより

 

0歳〜3歳未満:15,000円/月

3歳〜小学校終了まで:10,000円/月(第3子以降は、15,000円/月)

中学生:10,000円/月

 

もう少し詳しく、以下の記事で記載していますが、最低でも198万円もらえます。

 

www.yamakou-blog.com

 

学資保険とは

 

主に子供の大学で必要な教育資金を貯めることを主な目的とした保険です。

一定期間払い込むと、子供が18歳から22歳の間に、一括もしくは分割で支払われます。

中学校入学時や高校入学時等、途中で祝い金が出る商品もあります。

 

返戻率はどれくらい?

 

今は金利が低いため、一番高いところでも110%くらいでしょうか。

払い込んだ金額より多くなって返ってくることを謳い文句にしています。

 

突然ですが、私は返戻率での表記が嫌いです。

純粋な利回りが分からず、各社の商品を比較するのにすごく不便だからです。

 

返戻率は、月払いよりも半年払い、年払い、一括払いと、お金を預ける期間が長くなればなるほど高くなります。

その分保険会社が運用できる期間が増えますからね。

代わりに、加入者がお金を自由に出来ない期間が増えるわけです。

 

各社とも、払込の期間や支払いのタイイングを少しずつ変えて、比較しにくいようにしているとしか思えないです。

返戻率はあくまで参考です。

そこに、純粋な利回りを追記してくれたらいいだけなんですけどね。

 

学資保険を使うとどれくらいになるか?

 

ま、愚痴はそのくらいにしまして、実際に児童手当を学資保険の支払いに当てるとどれくらいになるでしょうか。

 

ソニー生命の学資保険スクエアⅡ型の場合でシミュレーションしました。

※加入者の年齢や性別によって変わります

 

学資保険(無配当) Ⅱ 型 18 歳満期

基準学資金額:210 万円 

保険期間:18 歳 

保険料払込期間:18歳まで 

保険料払込方法:個別扱月払

保険料:9,093 円(超過分は貯めとく必要がありますが・・・)

 

払込保険料総額:1,964,088円

 

うーん。

あんまり増えてる感じがしないかも。

 

198万円の児童手当が約212万円になります。

18年で14万円増えるのをどう捉えるかです。

 

意外なメリット

 

学資保険は、生命保険料控除の対象になっています。

生命保険で使い切っていない方は、実質の利回りが若干向上します。

戻ってきた分を教育資金として貯めておきましょう。

 

最後に

 

学資保険は、目的を明確にして貯められるので、他に使わずに学費として貯まりやすいというメリットがあります。

強制力もありますし。

ただ、積み立て期間は、急に必要になっても引き出すことが出来ないというデメリットもあります。

しかし、0金利の世の中で、会社の信用リスクはあるものの、元本保証で1%程度の利回りのある商品も中々無いので、検討の余地はあると思います。

学資保険をきっかけに、他の保険を勧誘することが多いようで、学資保険は比較的有利に作られている気がします。

 

今後、金利上昇を予想する方は、今の低金利で利回りを固定することになるので、やめておいた方が良いですね。

 

それでは。