こんにちは。
やまこうです。
2017年5月18日にiDecoに関するニュースが二つ流れました。
iDeCoの手数料について
iDeCoの手数料には、以下のようなものがあります。
加入時手数料
加入時に一時的にかかる手数料。
どこの会社でも2,777円。
運用期間中手数料
運用期間中に毎月必要になる手数料
口座管理手数料(運営管理手数料):運営会社によって差がある
国民年金引き落とし手数料:103円
信託銀行管理手数料:64円
受取時手数料
60歳以降で年金を受け取る際に必要となる手数料。
1回の振込あたり432円。
つまり
運用期間中の口座管理手数料以外は、どこの会社でも一緒です。
よって、口座管理手数料の差が、経費の差になります。
※選択できる商品には各社で差があります
今回の発表
もともと、両社とも拠出残高に応じて、手数料を無料にするキャンペーンを実施していましたが、今回は無条件に無料にすることになりました。
どうやら、SBI証券の方が早かったようです。
同日中に楽天証券からも発表がありました。
タイミングが良すぎるので、おそらく、お互いに動向を見て、劣後しないように準備していたんでしょうね。
ユーザからすると、出来るなら早くやっとけよと思いますが。
これ以上は無理
その他の手数料は、運営会社とは関係ない所ですので、どこの会社も下げようがないです。
各社商品選択に若干の違いはあるものの、圧倒的に有利な商品等存在しないはずなので、手数料率が低いインデックス商品を中心に選べば、どこでやってもそんなに変わらないと思います。
他社もこの流れに追随するようであれば、馴染みのある会社で始めたらいいと思いますし、そうでなければ、この2社から選んだらいいと思います。
メリットは節税効果
何度も書いていますが、この制度の最大のメリットは節税効果です。
拠出金額の全額を所得控除できます。
一般的には、拠出金額の15%以上が減税されることになるので、リスクが嫌いな人や、定年が近い人は定期預金を選択することも可能ですので、節税のメリットだけでも受けたらいいと思います。
また、若い人やリスクを許容できる人は、運用利益にかかる税金もゼロにできます。
60歳まで引き出せなかったり、特別法人税のリスクはありますが、利用するメリットは十分にあると今は考えています。
それでは。