こんにちは。
やまこうです。
年末年始の休みを利用して、投資の本を読み返しています。
その中で、気になった情報を調べて記載しています。
バフェット指数とは
バフェット指数とは、かの有名な投資家ウォーレンバフェット氏が「どんなときでも通用する、単独で株式市場の割高・割安を判断するための最良の指標」として紹介しているものです。
算出方法
算出方法は、 いたって簡単で、下記の計算式で算出することが可能です。
バフェット指数 = その国のGDP ÷ 上場株式の時価総額
すごくシンプルですね。
株式市場と実体経済の乖離を見て、株式市場が過熱しているかどうかを知ることができます。
算出に当たって
今回は、日本とアメリカのバフェット指数を調べてみました。
GDPは名目と実質どっちを使うの?
GDPには名目と実質の2つがあります。
そもそもの違いですが、内閣府のHPでは下記のように説明してあります。
名目値とは、実際に市場で取り引きされている価格に基づいて推計された値。実質値とは、ある年(参照年)からの物価の上昇・下落分を取り除いた値。
名目値では、インフレ・デフレによる物価変動の影響を受けるため、経済成長率を見るときは、これらの要因を取り除いた実質値で見ることが多い。
ほうほう。
んで?どっちを使ったらいいの?
わからないので、名目を使うことにします。
詳しい人がいたら教えてください。
GDPの数値はどこから入手したらいいの?
日本のGDPは内閣府より発表されています。
過去からのデータもありますので、ここを参考にするのが良さそうです。
2015年度国民経済計算(2011年基準・2008SNA) - 内閣府
アメリカのGDPは世界銀行のデータから引っ張ってきました。
http://data.worldbank.org/indicator/NY.GDP.MKTP.CD?end=2015&locations=US&start=1999&view=chart
時価総額はどこから入手したらいいの?
日本のは日本取引所グループのホームページにありました。
アメリカのは一次情報が見つかりませんでした。
幾つかサイトを拝見してデータを集めましたが、2009年以降のものしか見つかりませんでした。
いつか見つけたいです。
現在の状況を表にしました
日本
時価総額とGDPの推移
乖離率
アメリカ
時価総額とGDP
乖離率
どちらも十分に割高の状態にあるようです。
確かに、警告を発する人たちの気持ちもわかります。
てか、アメリカの情報をもっと長い期間で欲しいです。
最後に
一つの指標だけを見て全てを判断することはできません。
ただし、実績があって皆が意識している指標には、価値があるはずです。
現在のような状況も、いつまで続くか分かりません。
前回のリーマンショックから、来年で9年目を迎えようとしています。
長期的な視点を忘れずに相場に向き合っていく必要がありますね。
それでは。