どうも。
3児の父となったやまこうです。
子供が双子だと分かった時から考えていたことですが、この度育児休業を取得することにしました。
切迫早産による入院生活で1か月以上寝たきり状態となった妻では、まだ3歳になっていない上の子と双子の対応は大変だと思ったからです。
ちなみに期間は、3か月弱です。
育児休業とは
労働者が原則として1歳に満たない子を養育するためにする休業のことです。
育児・介護休業法にて定められています。
同じような言葉に、育児休暇がありますが、この二つは大きく違うものです。
育児休業と育児休暇の違い
育児休業
育児介護休業法に定められている。
勤務先に制度があるとかは関係ない。
申し出があれば会社は拒否できない。
育児休暇
育児のために休暇を取得すること。
法律とかは関係ない。
勤務先によっては福利厚生として独自の制度があるところもある。
ちなみにうちにはない。
育児休業の対象となる人
育児休業の対象となるのは、以下のような人です。
労働者(日々雇用を除く)
労使協定により対象外にできる労働者
雇用期間が1年未満の労働者
1年以内に雇用期間が終了する労働者 (1歳6か月までの育児休業の場合は、6か月以内に雇用期間が終了す る労働者)
1週間の所定労働日数が2日以下の労働者 ※配偶者が専業主婦(夫)や育児休業中である場合等の労働者は、労使 協定を締結しても対象外にできない
有期契約労働者は、申出時点において、次の要件を満たすことが必要
①雇用期間が1年以上
②子が1歳に達する日を超えて引き続き雇用されることが見込まれること (子が1歳に達する日から1年を経過する日までに労働契約期間が満了 し、更新されないことが明らかである者を除く)
厚生労働省HP
基本的に、企業に勤めている人は取得できます。
男性の育児休業の実態
ちなみに、平成 23 年 10 月1日から平成 24 年9月 30 日までの1年間の調査において、育児休業を取得した女性の割合は76.3%であるのに対し、男性は2.03%!となっています。
男性の育児休業はまだまだすごく稀なケースであると言えます。
しかし、育児休業を取得したいと思う男性は2/3程だという調査もあるようです。
実態と大きく乖離していますね。
さらに、取得したとしても1か月以内が大半のようです。
育児休業のメリットデメリット
もちろん取得に当たってはメリットもありますが、実際にはデメリットもあります。
世の中きれいごとだけじゃないですよね。
メリット
- 子供の成長を目の前で見ることが出来る
- 出産後の妻のサポートが出来る
- 夫婦の会話が増える
- 父親の育児への参加は子供に好影響がある
- 家事・育児のレベルが上がり、妻に何かあったときに対応できる
他にも沢山ありそうだけど、これくらい。
デメリット
収入が減る
雇用保険による補てんはあるものの、やはり収入は減ります。
取得期間にもよりますが、金銭的な準備も必要です。
出世が遅れる・評価が下がる
法律で育児休業取得取捨に対する、人事における不利な待遇は禁止されていますが、取得しない人と比べると、どうしたって取得しない人を評価してあげたくなるのが人情だと思います。
こればっかりは仕方がないですね。
ただ、長い会社生活の中で数か月分の休みで出世が出来ないようなら、その程度の能力しかないか、その程度の会社に勤めているかどちらかだと思います。
能力を高めるか、転職するかしましょう。
いつも一緒にいることで仲が悪くなるかも
普段は会社に行っている時間が長く、相手に不満があったとしても忘れてしまったり、紛れてしまったりすることも、ずっと一緒だと不満が溜まり続けることになります。
特に、奥さんからしたら家事のやり方について等についてはこだわりもあるでしょうから、衝突しないようにしないといけません。
収入面は実はそこまで心配しなくてよい
育児休業給付がある!
会社からではなく、雇用保険から給付金が頂けます。
最初の半年は賃金日額の67%、残りの半年は50%になります。
社会保険料が免除
なんと、社会保険(健康保険と厚生年金)が免除になります。
これは大きい。
いつも給与明細を見て、ため息をついていた部分が免除とかありがたい。
つまり
前述の二つを合わせると、収入が同じくらいとは言いませんが、かなりの部分を賄ってくれることになります。
それでも、全部じゃないから、準備は必要ですけど。
金銭的な心配が少なくなるのはうれしいですね。
まとめ
色々心配もありますが、せっかく取得することにしたので、楽しみたいと思います。
世の中の育児休業中の皆様・取得しようと思っておられる皆様、一緒に頑張りましょう!